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里山の動物@について

 
里山を歩くと色々な動物と遭遇します。
人により好みは違いますが、あまり有り難くない動物もいます。

―鳥類―
里山に聴こえる鳥のさえずりは、思わず里山歩きを楽しくさせてくれます。
姿が見えずとも、ホトトギスの初音やコゲラのドラミングは林間に木霊します。

ほとんど関心が無い私でさえ、百舌のカナきり声や、夕闇から聴こえるアオバズクの侘びしい鳴声くらいは判断が付きます。

里山の尾根路でキジ鳥に出くわす事もあります。
沢の岩場にキレイな羽のカワセミ?が居たり、夕焼けの空にムクドリの大群が旋回する姿を見上げる事もあります。

草地の鳥、森の鳥、水辺の鳥そして人里の鳥と様々な野鳥が居ます。
バードウオッチングがメインの里山歩きの人は多く居ます。

日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑)

―爬虫類・両生類―
両生類の代表は山カエルです。
春先、里山の沢では姿こそ見えませんが、キューキューと鳴いてカエルさんたちの求愛が始まります。

水のキレイな緩やかな流れには通称「アカハラ」と呼ばれるイモリが居ます。仲間のサンショウウオには未だお目に掛かった事は有りません。
たまにハヤに似た小魚や沢カニが居る事もあります。

爬虫類の代表はヘビ類です。
トカゲを含めて里山歩きで出会うと、ドキっとして歓迎できる代物ではありません。
大抵のものは自から素早く逃げて行きます。
1メートルを越えるアオダイショウやシマヘビはゆっくりとしています。
ジムグリやタカチホヘビは土へ潜るので、しばらく待ちましょう。
ヤマカカシはおとなしいヘビですが、奥歯に毒があるので出合ったら立ち去るのを待ちます。
カエルや魚を餌としているので、水辺に居ることが多いようです。

何と云っても危険なヘビはマムシです。
夜行性なので、朝の里山歩きでは陽が当たる路の真ん中で、トグロを巻き体温を上げています。
大体1メートル以上離れていれば、飛びかかられる心配は少ないのですが、やはり気味が悪いので大きく迂回するか、立ち去るのを根気良く待つほうが賢明です。
マムシは居場所が割りと同じで、複数で居ることが多いような気がします。

爬虫類・両生類ビジュアル大図鑑

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